県政だより

佐賀県議会議員 川﨑常博 県政だより

2016年8月1日発行号より

当ページの内容は紙媒体「かわさき常博 県政だより」を元に構成したものです。

さが創生対策特別委員会運営(委員長席で)

ご挨拶

 佐賀市民の皆様こんにちは、佐賀県議会議員のかわさき常博です。昨年4月の選挙では皆様方に多大なる御支援を賜わり、二期目の県議会議員として活動させて頂いております。
 この間、農林水産、商工、福祉、原発、佐賀空港問題など直面する諸問題に誠心誠意取り組んでまいりました。特に、平成23年12月16日設立された「佐賀県難病対策推進議員連盟」の一員として難病患者の人権、生活、就学、就労などの福祉の増進に寄与する活動には力を注いでまいりました。
 また、今年は熊本地震という未曾有の災害も発生いたしました。被災者の皆様には心からお見舞いを申し上げますと共に一日も早い復興をお祈りいたします。
 佐賀県においても、山積する諸問題(佐賀空港の利活用、有明海の再生、玄海原子力発電、TPP問題、九州新幹線問題など)に真摯に向き合い佐賀県民の為を視点に、取り組んでまいります。
 どの様な小さな事柄でも結構です。ぜひ皆様のご意見をお聞かせ下さい。

所属委員会
常任委員会
文教厚生常任委員会 川﨑常博
特別委員会
佐賀空港・新幹線問題特別委員会
 委員長 木原奉文 ・ 副委員長 川﨑常博

一般質問

在宅の重度障害児(者)の介護者への支援について

質問

 県民の方からこういう問い掛けがありました。
 子どもが難しい病気で人工呼吸器をつけたまま在宅で看護をしていました。県や市に大変お世話になり有難く思っています。でも子どもは今年亡くなりました。
 人工呼吸器をつけているので、タンの吸引等が2・3時間ごとにあり寝られない。 熟睡しないで看護をしている最中は日々の生活でいっぱいで、このような精神的、時間的余裕はありませんでした。以上の話を聞きこういう医療行為が伴う方々の受け入れ可能な日中一時支援や短期入所事業所整備と受け入れ状況は現在どうなっているか、また県は、今後どのような取り組みをされるのかをお尋ねします。

答弁

 2010年度は 日中一時支援と短期入所の事業所は合わせて9ヶ所でしたが、昨年12月1日時点で16ヶ所となり、数としては7ヶ所増えましたが、週末や長期休暇は申込みが重なり十分ではありません。引き続き事業所は増やしていきたい。
 また中部、東部、北部の障害福祉圏域には人工呼吸器を装着した障害児を受け入れる医療機関があるが、南西部にはない。議会の指摘や県民からの要望を受け、南西部地区への事業所整備をめざし関係機関に働きかけており、前向きに検討いただいています。
 今後ともニーズの把握を進め、家族の負担を軽くするよう努めます。(船津健康福祉本部長)

再質問

 在宅の重度障害児(者)の支援には、大分改善がなされてきましたが利用したい時、例えば子どもの運動会・長期休暇等の時期は重なっています。
  そこで数字で説明するよりも、知事から患者さんや介護をしている家族の皆さんに「うん、それは大変ですね、何とか頑張りましょうね」と言葉で言ってもらいたい。

答弁

 本当に現場が大切だと思っています。重症者に寄り添っている方々の苦労は大変だと思います。出来る限り私も現場に行きそうした皆さん方にメッセージを送りたいと思います。この問題にかかわらず苦労されている方々に寄り添ってしっかりとメッセージを発信していきたい。(山口知事)


佐賀新聞 平成27年11月掲載


平成28年度当初予算『生き・生かし・生み出す予算2016』


『安全・安心のくらしさが』
  • 交通安全に対する広報、教育等行い、県民の意識改革を図るための緊急プロジェクト事業(57,394千円)
『楽しい子育て・あふれる人財さが』
  • 佐賀の子ども達「五感」引き出す体験事業(27,981千円)
  • 佐賀キッズわくわく(Work Work)ツアー事業(15,000千円)
  • キッズチャレンジ自然体験活動推進事業費(9,308千円)
  • 子ども達がスポーツに親しむきっかけづくり事業費(8,000千円)
  • 放課後児童クラブ夏季臨時開設支援事業費(5,250千円)
  • 病児・病後児保育施設費補助(1,179千円)
『社会・自然の結び合う生活』
  • 未来へ向けた胃がん対策推進事業費(25,698千円)
  • 児童の一時保育所の拡充整備費(18,676千円)
『豊かさ好循環の産業のさが』
  • さがつく木のインテリアデザイン創出事業費(9,958千円)
  • さが創生企業誘致環境整備事業費(11,981千円)
『文化、スポーツ・観光の交流拠点さが』
  • 佐賀の賢人魅力発信事業費(6,231千円)
  • 明治維新150年記念事業計画策定費(9,863千円)
  • 2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ誘致推進事業費(43,218千円)
『自発の地域づくり さが』
  • さが未来スイッチ交付金事業費(100,000千円)
  • 公共交通ネットワークICカード導入促進事業費(32,000千円)


「フリーゲージトレイン導入により早期開業を」議員連盟が国土交通省に要請

 1月13日、佐賀県議会九州新幹線西九州ルート整備促進議員連盟は、国土交通省に対し、次の3項目を要請しました。

  1. フリーゲージトレインによる整備にて、完成・開業時期を平成34年度から可能な限り前倒しをし、全線開業すること
  2. 関連する並行在来線・複線化などの諸課題の解決をすること
  3. 関係機関からの情報公開を速やかに行うこと

佐賀県庁4月1日から新体制へ!



■ 編集後記

 夢中で議会活動の勉強に追われ気がついてみますと早いもので二期目を迎えました。議会では先輩議員にもかわいがられ、委員長の席も与えて頂きました。これからも、皆様から頂いた経験をもとに佐賀県や県民の皆様のお役に立てるよう誠実に地道にいろいろな課題に取り組んでまいります。
 これからもご指導の程よろしくお願いいたします。


かわさき常博事務所

佐賀県佐賀市諸富町大字諸富津127番地7